

(2)CFD解析用WJ入口ダクトの格子(メッシュ)形成(図.5) 1. 格子を形成する場合、二つの方法があります。 ◯ 構造格子:六面体により規則正しい配列の格子を形成する方法。この方法は格子形成に熟練及び時間が必要であるが、格子形成後の解析時間及びメモリーが少なくて済む。 ◯ 非構造格子:多面体により不規則な格子を形成する方法。この方法では格子形成には時間を必要としないが、格子形成後の解析において時間及びメモリーを多く必要とする。 以上から、今回はモデル作成期間の短縮を考慮し、非構造格子にて格子形成することとした。また、解析時間を短縮するため、複数コンピューターによる並列処理を実施した。 
EWS並列処理ネットワーク環境 2. 非構造格子での第1段階格子形成作業。(図. 6・7) キャビテーション水槽で使用したWJ入口ダクト縮尺模型(図. 1)と全く同一の寸法で、コンピューター上に3次元計算モデルを作成し、非構造格子を形成した。
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